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オープンウォータースイミング

【防寒対策】オープンウォータースイミングの練習で使っておきたい防寒対策

10月に入り、少しずつ寒くなってきましたが、オープンウォータースイミングの海での練習も寒くなってきたのではないでしょうか。

練習の真っ最中であれば、むしろ熱い!と感じるかもしれませんが、油断していると体温低下で体調を悪くしたりするかもしれません。

冷えによるデメリットは過去の記事でも紹介しているので併せて読んでいただきたい。

【身体の冷えは大敵】オープンウォータースイミングに挑む上で注意したい体温調整OWSではウェットスーツ着用が禁止、制限されていることが多く、体温調整について悩んでいる方は必見です。 長崎大学の研究でスイムキャップの着用で体温調整を左右するというものがあります。 当記事では論文内容と体温調整の重要性について解説します。...

今回はそんな練習中の冷えから守る、持っていると嬉しい防寒アイテムを紹介していきます。

最高の保温性の観点ではベストチョイスなウェットスーツ

ウェットスーツは保温性という観点からは、ベストな選択肢です。

一方でオープンウォータースイミングでの規則ではウェットスーツの着用は認められていない為、あくまで練習着としてウェットスーツを着用することになります。

※大会によっては記録にならないこと前提で参加することが許可さるパターンもあります。参加する大会ごとでご確認お願いします。

競技者は、スピード、持久性、浮力を高めるような装置を使用もしくは着用してはならない。

公認の水着、ゴーグル、2枚以下のキャップ、ノーズクリップおよび耳栓の使用は可とする。

日本水泳連盟 OWS規則

長時間の練習で体温の冷えが懸念される場合でもウェットスーツなら安心です。

ウェットスーツは、ラッシュガードに対して、秋から冬にかけての海での練習で着用するのにベストな選択肢。

薄手から厚手まで種類があるので、海で練習する季節に応じて選択する必要があります。

本格的に寒くなってきたら選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

OWSに特化したウェットスーツを検討している方は、オーダーメイドが作れるオーシャンナビでも入手できます。

濡れた体に羽織るだけ、手軽な防寒を求めるスイマーにベストなウェットパーカー

ウェットスーツは保温性に関しては強いものの、簡単には脱げない上に体温調整が難しいというデメリットがあります。

休憩の合間に体が冷えないように体に羽織りたいというシチュエーション

というニーズを考えて、ウェット素材を使った羽織るためのウェットパーカーが商品開発されました。

練習中の防寒対策として有効なシリコンキャップ

冒頭で紹介した防寒対策の記事でも紹介したシリコンキャップですが、シリコンキャップは保温性がメッシュキャップと比べて非常に高いという特性があります。

The one thing I would note is that wearing a cap like this that is made of thicker silicone than your typical training silicone cap is that your head will get warmer much faster. I learned this first-hand when wearing the cap at a local YMCA where the pool temperature runs a little warmer.

訳:私が注意することの1つは、通常のトレーニング用シリコンキャップよりも厚いシリコン製のこのようなキャップを着用すると、頭がはるかに速く暖まるということです。プールの温度が少し暖かくなる地元のYMCAでキャップをかぶったときに、体感しました。

参考:ユアースイムログ

別府溝部学園短期大学と長崎大学の共同研究論文ではシリコンキャップは体温が上がりすぎてしまうという論文内容が一部書かれておりますが、逆に保温には非常に有効です。

日本国内の記事ではあまり見ませんが、海外の記事ではシリコンキャップにより体温が高くなるのを感じたという話があります。

これは体感についての記事でしたが、根拠として別府溝部学園短期大学と長崎大学の共同研究論文の内容が当てはまりますね。

出典:guard1997.com

肌寒いと感じる場合は、シリコンキャップを着用して練習することで、防寒対策をすることができます。

金額も2,000円前後で購入できるので必ず持っておきたいアイテムです。

対策グッズだけでは、不完全。練習前には必ず食事を取る

朝から練習となると、朝食のとり方も重要になってきます。

朝食を取ることで、体温が上昇します。またオープンウォータースイミングの練習は非常に多くのカロリーを消費します。

必ず朝ごはんを取りましょう。

森本

海上自衛隊の幹部候補生学校では訓練の中で、遠泳訓練いうものがあるようです。

様々な訓練の中でも遠泳訓練が最も過酷という声を聞いたことがあります。

それくらいオープンウォーターは体に負荷がかかるスポーツです。しっかり食事も取ることも練習に必要ですね。

体温を生みやすい食物としては、タンパク質を含んだ食物を摂取することが重要です。

タンパク質が摂れる食物としては動物性と植物性があります。

動物性とタンパク質では

  • 牛乳

植物性タンパク質では

  • お米
  • 納豆
  • 食パン
  • じゃがいも

つまり私達がイメージする朝ごはんはタンパク質を含んでいます。

卵焼きと納豆、白米と味噌汁という典型的な朝ごはんが実はオススメ

特に味噌汁は大豆(タンパク質) + 塩分 + 水分 の朝必要な栄養素を効率よく摂取ができるメニューです。

まとめ

以上、オープンウォータースイミングをする上であると嬉しいアイテムの紹介でした。

簡易的なものに、シリコンキャップ。ウェット素材を使った製品や撥水型のラッシュガードなどを紹介しました。

特に、シリコンキャップは安価で手に入る防寒対策アイテムなので とりあえず買っておこう くらいの気持ちでもいいので試してみてください!

新しい防寒対策アイテムがあれば随時更新していきたいと思います。