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【海水浴シーズン】命を大切に、海水浴に必要なアイテムと、情報を知る

コロナウィルスの影響で、多くの海水浴場が開設を中止されるという異例の夏を迎えることとなりました。

このような状況でも海水浴を楽しみたいという方も多く、閉場中でも海辺で海水浴を楽しんでいる方も見かけます。

(2020年7月19日)の13時頃

多くの海水浴者で賑わっておりました。(海水浴場には、海水浴禁止と看板がありました。)

通常であれば海水浴場にはライフセーバーが常駐しており、異常が発見されればすぐに救助に迎えるように準備しています。

しかし今年の海水浴場はあくまで閉場ですので、ライフセーバーをどうするのかという問題があがっています。

既存の記事でも記載しましたが、日本国内では海での年間水難事故で371人も亡くなっています。

海での遊泳を想定していない方の事故が9割を締めている所を見ると、安全対策を事前にしていないと死亡事故につながります。

勿論閉場中でライフセーバーがいない海で泳ぐというのは大変危険ではありますが、それでも楽しみたいという方へせめて、安全対策グッズは備えておいていただきたいです。

今回は、安全に海を泳ぎ切る為に揃えておくといいアイテムを紹介します。

安全対策グッズ

安全対策をすることは、海水浴場で楽しむ為に最も意識してほしいことです。

  • 日焼け止め、クラゲ避け(乳幼児必須)
  • パラソル、テント(乳幼児必須)
  • ライフジャケット(乳幼児必須)
  • エマージェンシーフロート
  • レスチューブ

日焼け止め、クラゲ避け

海水浴で怖いのは、水難事故も勿論ですが、日焼けやクラゲなどにも注意しなければなりません。

極度な日焼けは、火傷と同じ症状を引き起こし水ぶくれが出来たり強い痛みを引き起こすことがあります。特に乳幼児はまだ肌が薄く紫外線によるダメージが大きくなってしまいます。海水浴場は海の紫外線反射と日光から直接降り注ぐ紫外線のダメージを受けるので必ず日焼け止めを塗りましょう。

またクラゲもあなどってはいけません。クラゲによる怪我は毎年起こっています。クラゲにも毒性が弱いものと強いものがいます。

毒性の強いクラゲは、2、3回刺されると強いアレルギー反応により意識を失ったり死亡につながるほど危険な存在です。

クラゲ被害の画像を確認する。(閲覧注意)

これだけ危険なクラゲですが、刺されるリスクを下げてくれるアイテムがあります。

※別ウィンドウで開きます。

このアイテムはクラゲに刺されるリスクが軽減されるだけではなく、刺された場合も重症化を防いでくれるアイテムです。

ところでクラゲに刺されない魚がいるのはご存知でしょうか?

ファインディング・ニモで有名になったカクレクマノミです。カクレクマノミは、マグネシム濃度が高い粘液を分泌しています。このマグネシムの粘液がクラゲや、イソギンチャクに刺されない秘密です。また刺されたとしても毒を出さないようです。

このSAFE SEAは、この秘密を応用し作られたローションです。好奇心旺盛なお子さんほどクラゲやイソギンチャクに興味を持って触ってしまうかもしれません。刺される前に必ず塗りましょう。

パラソル、テント

海水浴を楽しむ時は天気がいい時をチョイスすると思います。そんなときは、日差しの下で長時間遊んでいると、日差しによって肌が乾燥し発汗しなくなり体温調節ができなくなることがあります。いわゆる日射病ですが、昼間の日差しが強い日は長時間日光に当たらないように心がけましょう。

特に乳幼児は、体調が悪くなっているのに気が付きづらく重症化してしまうリスクがあるので20分前後を境に日陰で休憩できる時間が必要です。

ライフジャケット

実際に海水浴をするシーンでは、乳幼児は特に目を離せないと思いますが、波にのまれてしまい行方がわからなくなってしまうことが考えられます。

そんな時でも、ライフジャケットを着用していれば何処にいるかわからないという状況を防ぐことができます。リップカレント(離岸流)の記事でも記載しましたが、離岸流にのまれてしまうと流れに逆らって泳ぐことは難しいので一度流れに乗る必要があります。

【海の驚異】リップカレントを知り、安全なオープンウォータースイミングを心がける海で遊泳練習をする方は、海の危険な側面について、最低限押さえておきましょう。海の危険を知ることで、最悪な自体を防ぐことが出来ます。 この記事では、海での死亡事故の理由の6割を占める"リップカレント"について解説します。...

ライフジャケットを着用していない状態だと、子供だけではなく大人でもパニックを起こしてしまい溺れてしまう可能性があります。

そのような自体に備えてライフジャケットを着用しておきましょう。

エマージェンシーフロート

エマージェンシーフロートは、腰に浮き具を装着するタイプの安全グッズです。ライフジャケットと違うのは、あくまで浮き具を引っ張るというタイプであるところです。

海水浴を純粋に楽しみたい、あるいはオープンウォータースイミングの練習として海で泳ぎたいという状況だと、ライフジャケットの場合どうしても ”泳ぐ” というよりは ”浮く” という状態になってしまいます。

常に身体の近くに浮き具があるという安心感もあるのでガッツリ泳ぎたいという方にはオススメ。

またエマージェンシーフロートは防水バッグにもなり財布や携帯電話などの貴重品を携帯しながら海水浴を楽しむことができます。

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レスチューブ

エマージェンシーフロートより更に自然な形で泳ぎたい方向けのアイテムです。

レスチューブは、ベルトを腰に装着し緊急時に膨らますタイプの安全グッズです。

ここまでくると海水浴で楽しむというよりはアスリートの練習レベルになってしまいますが、アスリートであったとしても海で泳ぐというのは、リスキーであることには変わりないので、レスチューブを着用してみてはいかがでしょうか?

またレスチューブは、FINA公認の湘南オープンウォータースイミングでも公式に推奨しているアイテムです。

レスチューブを装備していても、膨らまさなければ何も装備していないとみなしてくれます。エマージェンシーフロートのように着用すると記録にならないというアイテムと違い純粋に保険として着用しておくと安心です。

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海の安全、基本

安全グッズを確認できたところで、海について知りましょう。

アイテムをどんなに持っていたとしても、やはりまずは危険に近づかないというのが大前提になります。

  • 波の高さは一定ではない
  • 海岸こそ危険が潜む
  • 海水浴前に確認すること
  • 溺れている人を見つけたら
  • 溺れる原因を知る、溺れた時

波の高さは一定ではない

天気や風の強さにより波の高さは変わります。前日が雨だったり、当日も風が強い場合などは波が高くなることがあります。

波の高さは、小さく見えても100回の波が発生するとそのうち、1回は1.5倍、1,000回の波が発生すると、そのうち1回は2倍ほどの波が発生すると言われているようです。

今日は波が穏やかだから大丈夫だと高をくくらず、逆に2倍の波が来る可能性を予見して無理のない範囲で海水浴に行くかの判断をしましょう。

海岸こそ危険が潜む

海岸は、風が強くなりやすいです。浮き輪やボードを利用しているときに思わぬスピードで流されることがあるので注意しましょう。

また道流堤やブロックなど周辺のオブジェクトに気をつけましょう。波に打ち付けられる可能性があります。

海水浴前に確認すること

  • 天気予報で波浪注意報がでていないか
  • 浮き具などの安全グッズは持っているか
  • 遊泳禁止区域では絶対泳がない
  • 子供一人で泳がせない
  • 子供から目を離さない
  • 体調を万全に

すべて基本的なことですが、これらが守られるからこそ楽しく安全に海水浴が楽しめます。

溺れている人を見つけたら

溺れている人を見つけたらすぐに人に知らせましょう。周りの人に助けを求め、すぐに通報しましょう。

  • 海上保安庁 118番
  • 警察署 110番
  • 消防署 119番

110番と119番は知っていても、海上保安庁の連絡先は知らない方も多いのではないでしょうか?

しかし何処に通報したらいいかわからない場合は、110番でも119番でもどちらか一方に通報すれば連携が取れるようになっているので、とにかくスピーディーに通報することが大切です。

浮くものをみつけて投げ安全確保

クーラーボックスやペットボトルなどを投げましょう。

ペットボトルは、意外にも浮力が強く子供であれば2リットルペットボトルでも十分浮きます。大人でも2リットルペットボトルで身体を浮かす補助にはなりますので、とにかく浮くものを渡してあげましょう。

またペットボトルを使って浮く際は、背中を下にしてペットボトルをお腹で抱えるスタイルが一番浮きやすいと言われています。

男性がペットボトルをお腹に抱えて仰向けで水に浮かんでいる

引用:NHK/水難事故の正しい対処法「背浮き」とは、水難救助方法もあわせて解説動画00:40

溺れる原因を知る、溺れた時

  • 大人の目の届かない所での遊泳
  • 沖に流されてしまった
  • 深みにはまった
  • 準備運動不足
  • 天気が悪いのに泳いでしまった

子供に限らず、大人でも沖に流されることや深みにはまってしまう運動不足などありえます。

海で泳ぐときは、一人では泳がない

最低でも2人以上いることで、お互いに救助フィードバックができます。

参考:海上保安庁/海で安全に楽しむために 平成26年度版

まとめ

今回は海水浴での安全グッズついて紹介しました。

以前の記事でも書いたとおり、年間での海での死亡事故は300件を超え、2020年はコロナウィルスの影響により全国の海水浴場が営業を自粛しています。

そうなるとライフセーバーがいませんので、個人での安全管理がマストになります。自己防衛意識を持ち、海の危険なスポットや必要なアイテムをあらかじめ把握しましょう。