日本人はビニール傘で消耗している
突然の雨のときといえばビニール傘を購入したことがある方、多いのではないでしょうか?少し古いデータですが2015年の調査によると、3~4人に1人は一年間の間にビニール傘を購入しているようです。
参考:asmarq:ビニール傘に関するアンケート調査ビニール傘…日本国内では年間で8,000万本が売れており。世界で一番ビニール傘を消費しているようです。
傘のユーザーのうち79人はビニール傘を使います。その内ビニール傘は紛失しても遺失物の届け出は1.8%…
突然の雨…この雨がしのげればいいという気持ちのみでビニール傘を購入するのであれば ”ちょっと待った!” と言いたいところです。
そこは折りたたみ傘を購入しませんか?
でも折りたたみ傘ってなぜか人気ないんですよね…
折りたたみ傘が選ばれない理由
折りたたみ傘のシェア率が低い理由は、「価格」「扱いづらさ」にあるのではないかと思います。
価格については、コンビニで販売しているビニール傘の価格が550円前後となっておりますが、折りたたみ傘の価格が800円~1,500円です。
心理的には、カバンに入れたくない…折りたたみ傘のケースに入れるのが面倒くさい、あるいはケースを紛失してしまった。など
ケースを紛失してしまうと、カバンにも入れられず、値の張る折りたたみ傘を傘入れにおいて盗難されるリスクも怖い…
傘の盗難件数
警察庁の統計によれば,平成30年における刑法犯の認知件数は,81万7,338件,検挙件数は,30万9,409件となりました。平成30年における刑法犯の検挙人員の罪名別構成比は,窃盗が全体の49.7%を占め,続いて暴行(12.9%),傷害(10.1%),横領・遺失物等横領(7.7%),詐欺(4.8%)の順となっています。検察庁2020年1月20日:犯罪情勢
窃盗検挙件数153,776件、遺失物横領23,824件となっており、合計177,600件が盗みに関する検挙された犯罪です。
しかし傘の場合は盗まれても仕方ないと諦める方が相当数いることを鑑みると実質の傘の盗難件数は見当もつきません。
またビニール傘を選ぶ理由は、盗まれてもショックが少ないという理由で選んでいる方も多いようです。盗まれること前提で傘を購入している方がいるのも正直もったいないと思います。
参考:マイナビフレッシャーズ:傘盗まれたことある? 経験者は4割以上も!折りたたみ傘を使おう
盗まれたときのショックが少ないという理由でビニール傘を選ぶ方が一定数いるのであれば、そもそも盗まれない状況を作ることも大切です。
盗まれる状況は、置き引きが多いようです。
おいておくから盗まれるのであれば常に持ち歩けばいいのです。常に持ち歩けば盗難に合うリスクも無いだけではなく、カバンに入れておき突然の雨でも対応できます。
盗まれるリスクを考えないのであれば、好きなデザイン、上部な折りたたみ傘だった購入できます!
とはいえ、折りたたみ傘も雨に濡れることを考えると持ち歩くのもわずらわしくなってしまうと思います。そこで提案したいのが…
折りたたみ傘ケースを使う
購入したときに付属している折りたたみ傘のケースは、傘をきっちりたたんだときにジャストフィットするものが多いですよね。
特にズボラな僕は、折りたたみ方が雑なのでケースがパンパンになってしまったり使う前はきれいに収まってたはずの傘の一部がはみ出てるなんてことも…
ケースにしまうときは、当然傘を利用した後にしまうときが該当すると思います。濡れたことで傘の摩擦力も増し、うまくケースに入れられない…ということは無いでしょうか。
そこで、別売りで購入する折りたたみ傘のケースを購入することでこのわずらわしさが改善されます。
折りたたみ傘ケースの中は、水分を吸収してくれる仕組みになっており、更に大きめに設計されているのでしまうときにもたつかないというメリットがあります。
このようなケースさえあれば、折りたたみ傘のデメリットが解消されるのではないでしょうか?
ケースにしまうのも面倒くさい…
傘を利用中は当然ケースもしまっていると思います。そうなるとケースにしまう時にカバンから一度出して収納してまたしまうということになります。
こういうときに限って急いでるなんていうシチュエーションもありますよね。もう一つの提案として、ドライバッグをバッグインバッグするという方法です。
傘をたたんだらそのままカバンの中のドライバッグへ放り込んでおけば、カバンやリュックが濡れることがないので一番簡単な方法です。
さらに傘だけではなくレインコートも軽く水を払い、収納できます。自転車で通勤の方は湿ったレインコートに頭を抱えたことはあるのではないでしょうか?濡れたものをしまうのに最適なのでこちらのドライバッグに傘とまとめてしまいましょう。
自転車にかけて干している方も見かけますが、いたずらされたり盗難される可能性があります。
防水ケースにもなる
濡れたものを入れるという使い方ができるということは、外からも水が侵入しないということです。
パソコンやカメラ等の高価な電子機器や、ジャケット、革製品など、絶対濡らしたくないものを収納するという使い方もあります。
取り回しのしやすいドライバッグですが、金額も手頃なのでカバンに一点入れておくと安心です。
※別ウィンドウで開きます。
まとめ
最終的には、傘は好みで選ぶものですが、盗まれるかも…という理由で好きなデザインや性能の傘を選べないというのは非常に悲しいです。
常に携帯できる折りたたみ傘のコストパフォマンスが高く、盗難のリスクもグっと減らすことができます。一方で濡れた傘の扱いに困ったときは、ドライバッグや傘ケースを利用することで解決出来ます。
不便をなくすためのグッズは探せばあります!今年の梅雨は、折りたたみ傘とドライバッグor傘ケースで乗り切りましょう!