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肌ケア

【日焼け用語から解説】日焼け対策が必要な理由

森本
森本
こんにちは、今回の記事を担当する森本です!

近年、地球温暖化が騒がれていますね。アメリカではトランプ政権になってから地球温暖化対策の国際的取り組みであるパリ協定から離脱したニュースは2019年では話題になりました。

これだけ地球温暖化が進んでくると、病原菌の北上や地球内の大気の変動など多くの弊害をもたらします。

大気の変動では、一般生活に影響を及ぼすのが紫外線です。

独立行政法人:環境再生保全機構では、地球に到達する紫外線の量が増えると注意喚起しています。

紫外線の量が増えると、一昔前までは”日焼けしちゃった!”で済んでいた症状が、水膨れができたり赤く炎症を起こすなど人体に影響を及ぼすようになります。

美肌の為の日焼け対策から、体を守る為の日焼け対策が必要な時代になり女性のみではなく男性も平等に日焼け対策が必要になります。

日焼けには種類がある!2パターンの日差しの違い

サンバーン

日焼けで肌がヒリヒリしたことはありませんか?森本は、小学生時代の頃ですがひどい日焼けを経験したことがあります。

真夏に湖でボート釣りをしたのですが、半袖半ズボンで釣りをしていました。そのせいかその人夜は肌が痛すぎてお風呂に浸かるのも一苦労でした。肌も真っ赤に染まり炎症を起こしました。後日えげつない脱皮を経てどうにかお風呂につかれるようになりましたが…

防止をかぶった少年

子供の頃は日焼け対策なんていう単語自体知りませんでしたし、その頃は本当におぞましい経験でした。読者の皆さんも同じような経験1度はあるのではないでしょうか?

サンバーンとは、肌が赤くヒリヒリする症状や重症化すると水膨れができる日焼けを指します。

肌が弱い方が日焼け対策をせずに放置していると、重症化してしまいます。特に日差しの暑さを感じづらい水泳系の競技の場合紫外線のダメージを感じづらく気づいた時には重症化していたという方も多いです。

日焼け対策が男性も必須というのはこのサンバーン型の日焼けから肌の火傷を守る為に必要となります。

サンタン

サンタン型日焼けは、日焼けサロンで肌を焼くというのをイメージしていただければわかると思います。

肌が黒くなるというのは、このサンタンと言われる日焼けを指します。

遺伝的要因で黒くならず赤くなってしまう方も多く、人種によって差が大きく開くといわれています。

このサンタン型というのはいわば、防衛本能で黒くなっているものであり、黒くなること自体が健康というのは間違った認識です。

メラニンを体内で合成することで紫外線からのダメージを少しでも軽減しようとする生理的現象により黒くなるというのが一般的な日焼けというものです。

紫外線のメリットとデメリットを知ろう

紫外線は、一般的に肌に悪いものという印象が強く日光に当たることは悪いことというイメージがあると思います。しかし紫外線も少量であれば人体には必要な要素といえます。紫外線を正しく理解しましょう。

メリット

骨の健康の為

骨の成長を助ける為の栄養素としてビタミンDが上げられます。このビタミンDは骨を成長させるためには必要不可欠です。

筋力や骨密度の成長の為には必要不可欠なビタミンDですが、魚肉をご飯のメニューに加えることで多少は補えます。しかし基本的には日光を浴びることは重要な行為です。

メンタルケア

日光はメンタルを左右する重要な要素です。冬場などは、日照時間が少ないことで日光を浴びる時間が減り冬季うつ病を発症する方も増えてくるといわれています。

日光はビタミンDの生成だけではなく、睡眠の質を左右するメラトニンの生成サイクルを調整するために必要です。

精神的につらい時などは日光に当たることでセロトニンと呼ばれるストレスを抑制するホルモンも分泌され、メンタルケアに役立ちます。

また近年のスマホの普及でブルーライトを多く浴びている現代人は、日光不足と相まって睡眠の質が悪くなっています。

程よく日光を浴びることが重要です。

デメリット

ガンのリスク

皮膚ガンの原因になるというのは、衆知の事実です。

紫外線はDNAを傷つけます。細胞事態にはこの傷ついた細胞を復活させることはできるものの、長年にわたり何度も繰り返していると、うまく復活されなかった細胞が暴走を起こすようになります。この暴走した細胞がガンです。

紫外線は細胞のDNAに傷をつけます。細胞にはそれを修復する機能がありますが、長年にわたり繰り返し傷つけられているうちに、傷の直し間違いが起こり突然変異となります。その部分がたまたまガン遺伝子などガンの発生に関わる遺伝子であった場合、その細胞は勝手に増殖してガンになります。DNA損傷をきちんと修復できない先天的異常を持つ色素性乾皮症では、子供のうちから顔などに皮膚ガンが多発します。

公益財団法人日本皮膚科学会

しみ、しわ、たるみなどの美容への影響

女性が最も気にしていることだと思います。紫外線は、コラーゲンとエラスチンという肌にとって重要な繊維を破壊します。これにより肌にしみ、しわ、たるみなどを増えてしまいます。肌の老化の80%はこの紫外線が原因と言われているほどです。日焼け対策はいくつになっても若々しくいるために重要な対策です。

火傷

sun burn(サンバーン)文字通り、日光による火傷です。皮膚が重症化すると皮膚がただれたり、軽度でも水膨れができたり酷い痛みを感じるようになります。

日焼け対策用語を理解しよう

日焼け止めを選ぶ場合、SPFとPAという単語が良く出てきます。簡単にいうと…

SPF
赤くなり水膨れができ、ヒリヒリするサンバーンに効果あり。
PA
肌の色が黒くなるサンタンに効果あり。色白を目指すために必要
背中にSPFと日焼け止めで書かれた女性

SPF

後述しますが、紫外線にも3種類あります。SPFというのは3種類の紫外線のうち、UV-Bという紫外線対策に有効です。

“SPF30″や”SPF35″このように表記されます。数字が大きいほどサンバーン防止力が高いです。

独立行政法人:製品評価技術基盤機構の日焼け止めに関する調査によると、日常生活では、SPF30を選ぶと効果的で、夏場のような炎天下でのレジャーやスポーツではSPF50以上を選ぶといいようです。

ちなみにGUARDで取り扱っている日焼け止め(アグレッシブデザイン)では、SPF50と最高レベルのSPF数になっております。

アグレッシブデザイン日焼け止めSPF50

日焼け止め”ファイター”内容量62g 販売価格: 3,850円(税込)

PA

PAは、UV-A という紫外線対策に有効です。 UVAは肌を黒くしたくないという方向けに効果を発揮します。

表記の仕方は、”PA+”、”PA++”といった形で表記されます。

独立行政法人:製品評価技術基盤機構によると、PAの数値の基準は、

紫外線防御能の中で、UV-A(長波長域紫外線、320~400nm)防止効果の程度を示す目安です。SPFのように数値でその効果を表すのではなくて、三つの分類

PA+(UVA防止効果がある)

PA++(UVA防止効果がかなりある)

PA+++(UVA防止効果が非常にある)

で表示されます。

製品評価技術基盤機構の基準では”+++”までしか表記していませんが、アグレッシブデザインの日焼け止めの場合、2020年現在では最高ランクの”++++(ピーエーフォープラス)”と、なっているので色白を目指したいのであれば”++++(ピーエーフォープラス)”を選んでいただくことをお勧めします。

基準では、”UVA防止効果が極めて高い”最高レベル

敵(紫外線)の特性を知り対策しましょう

紫外線について、日焼け止め用語の理解を深めたところで、さっそく紫外線から体を守る方法について記述します。

まずは、紫外線の特性を知りどんな対策が有効なのかを理解しましょう。

敵(紫外線)の特性を知る

紫外線の強い時間帯

朝10時から夕方4時頃までは1日のうちでも紫外線が強い時間帯です。 この時間帯に紫外線に触れる時間が長ければ長いほど肌に対するダメージは蓄積されていきます。前述したとおり、肌のDNAが壊れ、しわ、しみ、たるみの原因になります。

光の乱反射に注意

日陰に入ったとしても、紫外線を浴びています。もちろん日向と比べると紫外線量は少なくなるものの、周辺の反射物によっては日陰でも多くの紫外線を浴びることになります。

紫外線は”昼間”はどうあがいても避けられないということになります。ただしだからと外出を控えるのは逆に不健康と言えます。適度に紫外線を浴びることも健康には必要なことです。

紫外線の種類は3タイプ

紫外線というのも、科学的に言えば”電磁波”です。電子レンジや携帯電話の電波、レントゲン等。多くの電磁波があります。

放射線>紫外線>可視光線>赤外線>電波

という順列になっていますが、放射線と聞くとゾッとするかと思いますが、紫外線も程度の違いはありますが、放射線と同じように人体に影響を及ぼす要素となります。

そして、この紫外線も3タイプに分かれており以下のようになります。

    UV-A
    生活紫外線と呼ばれています。地上に降り注ぐ紫外線の9割はこのUV-Aです。UV-Bと比べると、電磁波の波長は緩く、可視光線に近く目で見て日光が見えるレベルのものはほぼ透過しています。波長が緩い為人体に対する影響は弱めですが、じわじわと肌を焼いていきます。サンタンの一番の原因といえます。
    UV-B
    UV-Aと比べると、波長が強くなります。まだこのレベルだと肌の内部(真皮)まで到達しませんが、肌が赤くなりヒリヒリし、水膨れであるサンバーンを発生させる一番の要因です。慢性というより急性の皮膚火傷を起こすのはこのUV-Bが原因です。
    UV-C
    波長はかなり激しく、強い殺菌作用を持ちます。トイレのハンドドライヤーについている青っぽい光や、病院で医療器具の殺菌に使われる紫外線です。植物や動物関係なく生命体のほとんどに強い破壊性を持ちます。普段はオゾン層でシャットアウトされているので生活上困ることはありません。

対策しましょう

紫外線をカットできるもの

光環境生命科学研究所

生活上意識しなければならない紫外線について理解を深めたところで、今度は何の対策をするべきか確認しましょう。

光環境生命科学研究所によると、薄い布とUVカットクリーム(日焼け止め)が高い効果を持つという見解を出しています。見解では、SPF20でもUVを1000分の1までカットできるとのことです。

また薄い布でも効果が高いということもあり、冬場などは厚着なので肌の露出も少なく基本日焼けしにくいということになります。

しかし問題は夏場です。夏場は半袖で過ごしたいところですよね。しかし実際は暑いのに厚着というのは考えたくもないものです。そこで登場するのが焼け止めです。

しかし夏場で忘れてはいけないのは発汗により日焼け止めは流れてしまうということです。日焼け止めの中にはスウェットプルーフというものがあります。

スウェットプルーフを謳っている日焼け止めを選ぶことで流れださないで長時間日焼け止め効果を発揮することができます。

この日焼け止めは、スウェットプルーフクレンジング剤を使って日焼け止めを落とすことが推奨されるほど強力な日焼け止めです。

スポーツの際は、このような日焼け止めを使うことで、日焼け止めの塗りなおす回数も減ります。

それにより日焼け止めに対する煩わしさを紛らわせることができるのではないでしょうか。

当記事で紹介している日焼け止めはもスウェットプルーフです。一度は使ってみていただきたいです。

スウェットプルーフより程度は落ちますが、ウォータープルーフというものもあります。塗り替え頻度は高くなってしまいますが、低価格でウォータープルーフから始めてみるのもいいのではないでしょうか。

ただし、塗り替え頻度が増えるとその分、使用する量も増えるので肌への負担や煩わしさを考えることも大切です。

まとめ

日焼けというのは、悪という印象がある方から日焼けをしたいと思う方もいるほど、日焼けの認識は人それぞれです。

日焼け自体は、ビジュアル的に求めることも悪いことではありません。過度に日焼けを否定していては、日常生活に支障が出てきてしまいます。

日常生活をより快適に過ごすためには、日焼け止め、長袖や帽子、サングラスなどを利用し日焼けの特性や自身日焼け耐性などを加味して生活していくことが大切だと思います。

外に出るとき靴を履く、歯を磨くときに歯磨き粉を使うような感覚日焼け止めを活用していきましょう。